2018/08/30

カーフって何の革?その種類と特徴をご紹介

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こんにちは、「創業1920年時計ベルトと修理の店」石國商店です。

革にはたくさんの種類がありますよね。
そのまま動物の名前を使ってくれればわかりやすいのですが、
そういう訳にもいかないようです。

と、いうのも同じ動物でも子供か大人か
オスなのか、メスなのか、それで触り心地や希少性など
品質に大きな差が出てくるためです。

カーフは牛の革の一種類なのですが
牛革といっても、たくさんの種類に分けられます。

そこで、今回は牛革の代表的な種類と特徴をご紹介します。

牛革は主に6つに分けられます。

    1. ベビーカーフ
    2. カーフスキン
    3. キップスキン
    4. カウハイド
    5. ステアハイド
    6. ブルハイド

です。
それでは、1つ1つ見ていきましょう。

ベビーカーフ

生後3ヶ月以内の牛の革です。その名の通りベビーですね。
繊維がきめ細やかで美しく、しなやかな柔らかさを持っている
牛革の中で最高級の品質です。
身体が小さく1頭からとれる革の面積がとても小さいため
流通量も少なく希少性も高い革です。
ハイランクな財布やバッグに使われることが多いです。

2、カーフスキン

生後6ヶ月以内の牛の革です。
産まれてから月日が短いため、傷が少なくきめ細やかな美しさと柔らかい肌ざわりです。
革が薄く軽いのも特徴です。一般的に流通している牛革の中では最高級品といえるでしょう。
こちらもハイランクな財布やバッグに使わることが多いです。

3、キップスキン

生後6ヶ月から2年以内の牛革です。
カーフに比べてきめ細やかさは落ちますが
その分、革に厚みができ耐久性が高く丈夫です。
きめ細やかさと丈夫さのバランスが良い革と言えるでしょう。
バッグや財布、ジャケットなどに使われます。

4、カウハイド

生後2年以上たったメスの革です。
オス牛に比べて柔らかくしなやかな肌さわりが特徴です。
一頭からたくさんの革がとれるので
財布などの小物から革の面積が必要なジャケットや
大型カバンなどにも使われます。

5、ステアハイド

生後3〜6ヶ月の間に去勢されて2年以上育ったオスの革です。
メス牛に比べて革が厚く耐久性のある頑丈な革です。
食肉の副産物としても出回り
最も流通している牛革です。なので、牛革とだけ書かれていたら
ステアハイドの可能性が高いと思われます。
財布などの小物からジャケットや靴など耐久性が求められる製品にも
使われます。

6、ブルハイド

3年以上育った去勢されていないオスの革です。
オスらしい革の厚みや硬さがあり、最も丈夫です。
ただし、去勢されていないため闘争心が強く
傷がついてしまっているものがほとんどです。
そのため、靴底など目に見えるところではなく
丈夫さが求められる製品に主に使われます。

以上6つが代表的な牛革の種類です。
一般的に1→6の順番で牛革のランクが決まっているとなんとなく覚えていて頂ければ
牛革製品の価値の判断基準として使って頂けるのではないでしょうか。

例えば、最高級牛革!と書かれている商品が思ったより安かった場合、
もしかしたらステアハイドの中の最高級品なのかもしれません。

カーフのお手入れ方法

普段のお手入れは、乾いた布でホコリを落とす程度で大丈夫です。
牛革は水や湿気に弱いので、水に濡れてしまった場合は
乾いた布やティッシュで水気を拭き取って陰干ししてあげましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。牛革には生後の月日や性別によって
大きく6種類があることがご理解頂けたと思います。
革製品を選ぶ時にちょっと気にして見て頂くと面白いかもしれません。

ちなみに、石國商店の時計ベルト「カーフ」にはカーフスキンを使用しています。
きめ細やかな美しさと滑らかな触り心地で、つけ心地が快適です。

カーフの時計ベルトはこちら

PS、実はベビーカーフよりさらに高級ランクの希少性の高い牛革があります。「ハラコ」とよばれる牛革です。漢字で書くと「腹子」と書き、胎児や生後間もない子牛の革です。死産や育つことなく亡くなってしまった子牛の革で、突発的に出てくるものなのでほとんど流通はないようです。

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