2017/12/31

電池交換で気をつけたい13の注意点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
電池交換

腕時計の電池交換をする方法は、

1.蓋を開ける 

2.電池を交換する

3.蓋を閉じる

と、3ステップだけです。

とても簡単そうですが、注意しなければならない点がたくさんあります。

年間約51,500件の電池交換をしている石國商店から、
時計の電池を自分で交換する際の注意点をご紹介します。

イメージしやすいように作業順に並べました。
それでは続きをお読みください。

最初は、裏蓋を外す際の注意点です

注意点1 蓋を開ける時に時計が傷つく

裏蓋

蓋を外す際、一見ほとんど何も隙間のないところに
工具を差し込みます。防水のものなどは水が入らないように
固く閉じられているものもあります。この時に力の加減がわからないと
工具が滑って大切な時計に傷をつけてしまうこともあるでしょう。
何度も挑戦している間に時計は傷だらけになってしまうこともあるので、注意してください。

注意点2 蓋を開ける時の衝撃で内部の機械がズレてしまう

蓋を開ける

なかなか蓋が開かないとつい、力が入ってしまいます。
開いたその時の衝撃で、歯車などの部品がズレてしまうことがあります。

そうなると電池交換をしても動きません。
お店やメーカーに出してもらい、分解、修理していただくことになります。
おそらく数万円の出費と何日かの時間がかかってしまいます。

注意点3 中枠がはずれて、文字盤にゴミが入る

蓋を開ける際の衝撃で、文字盤と機械部分との間に隙間が出来てしまうこともあります。
そうなると文字盤にゴミが入ってしまいます。文字盤の部分にゴミが入ると
表面のガラスを外して中を掃除する必要が出てきます。

注意点4 ネジ穴を潰す ネジを無くす

蓋をあければすぐに電池が取れるかというと、そうではありません。
ネジで固定されているものもあります。ネジ穴にあっていないドライバーで
無理に開けようとすれば、小さなネジ穴はすぐに潰れてしまうでしょう。

潰れてしまったネジはもう開けることができません。潰れてしまうとお店やメーカーでも
対応できなくなり、電池交換ができなくなる可能性があります。
また、小さなネジをうまく外したとしても無くさないように注意が必要です。

注意点5 電池の留め金が壊れる

電池はネジで固定されているものだけではなく、留め金で固定されているものもあります。
留め金は電池を通電する役目をもっているため、電池を交換した後の角度によっては
通電しなくなる可能性もあります。また、細いので無理に力を加えると折れてしまうこともあります。

次は、新しい電池を入れる時の注意点です

ここは少しの注意点で済みますので、安心して下さい。

注意点6 電池の持ち方でショートする

ピンセット

ボタン電池は上下でプラス、マイナスとなっています。
ボタン電池を持つ時に、金属のピンセットを使用した場合、上下を挟んでしまうと通電してしまい、電池がショートしてしまう可能性があります。
発熱もしくは破裂の可能性もありますので、プラスチックなど金属以外のピンセットを使用するか、横側を持つようにしてください。

注意点7 電池を上下逆さに入れる

電池にはプラス・マイナスを逆に設置してしまうと電池が発熱、破裂、液漏れしてしまうことがあります。
また、ムーブメントの故障の原因にもなるため、時計が壊れてしまうかもしれません

注意点8 蓋がしまらなくなる

簡単に開けられた蓋でも、しっかり閉まらなくなってしまうことはよくあります。
ここで、無理やり力づくで閉めると、蓋が変形してしまい閉まらなくなってしまいます。
また、無理やりズレた状態で閉めると隙間ができてしまい、内部に湿気や水が入り、部品のサビにつながります。
閉める際に、ガラス面へ力が入りすぎるとガラスが割れてしまうこともありますので、注意が必要です。

注意点9 ゴムパッキンがずれる 

ゴムパッキンがずれる 

防水対応の時計を含め、ほとんどの時計にはゴムパッキンが入っています。
パッキンがズレたまま閉じられてしまうと湿気が内部に入りやすくなり、湿気による電池の液漏れや部品のサビにつながります。
また、閉じる際には、多くのお店が取り組んでいるように、シリコングリスを塗っておくと劣化を防ぎ、防水の効果も高まります。

ここまでの注意点に気をつけて行えば、電池交換は終了です。

最後に交換後の注意点です。

交換後の注意点です

注意点10 電池が液漏れする

液漏れ

海外産の電池は液漏れしやすいという話があります。
また、国産の刻印がされていても模造品のものもありますので、極端に安い電池は注意が必要です。
できましたら国産の電池を使い、使用推奨期限が切れていないかの確認をしっかり行ってください。

注意点11 保証がきかない

電池交換が無事終わったのに、少ししたら動いていない、時計の時刻がズレている、ということがあります。
このような症状が出るときは、部品のズレなどが起きてしまっている可能性があります。
こうなってしまうと、自分ではもう手の打ちようがないので修理に出されるかと思います。しかし、残念ながらご自身で電池交換をした場合は、メーカーの保証対象外となってしまうことがほとんどです。

注意点12 そもそも電池が原因じゃなかった

裏

動かないから電池交換をしたのに、実は、原因が電池ではなく、歯車の油切れやムーブメントの故障だった・・・。
ということがあります。壊れてしまわないように慎重に電池交換をした努力が全て水の泡です。
最初からお店に頼んでおけば良かったと後悔してしまうかもしれません。

注意点13 部品調達できない

交換中どこかでミスをしてしまい、部品が壊れてしまったとしましょう。
途中で諦めて、お店に持っていくことも可能です。
しかし、ここで壊れてしまった部品が製造を終了していて仕入れることができなかった場合、もう二度とその時計を動かすことはできなくなってしまいます。

以上。主な電池交換の時の注意点をご紹介しました。
この程度の注意点だったら大丈夫!と思われたなら、交換にチャレンジしてみて下さい。

もし、石國商店にお持ちいただければ
最短で15分で交換させて頂きます。

石國商店へは、こちらからどうぞ>>

コメントを残す

*

CAPTCHA