2017/12/31

手順は簡単!?腕時計のガラス交換を自分でする方法

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こんにちは。1492編集部です。

大切な時計を傷つけないために、普段から気をつけていても ちょっと疲れている時なんかに「ガンッ!」とぶつけてしまって ガラスに傷が入ってしまったり、ヒビが入ってしまったら ショックですよね。

ガラスの交換をしたいけど、時計店に修理に出すとお金も時間もかかってしまうという理由で、ご自身でチャレンジされる方もいらっしゃるでしょう。ただ、結果うまくいかず、石國商店にお持ちいただいたことも、中にはあります。

単純にガラス交換といっても、扱い方によっては 大切な時計を壊してしまう可能性があるのも事実です。
ですので、今回は1492編集部が、自分でガラス交換する際の手順と、注意点をご紹介致しますので参考にしてみて下さい。

ガラス交換の手順

ガラスは一番表面にあるからといって、ここだけ外すことは通常できません。 裏蓋から順番に外していく必要があります。
ですので、電池交換などで時計の中を開けてみたことが今まで一度ないという場合は、

「ご自身でやるのは、やめた方が良いと思います」

分解したまま壊れてしまう可能性が高いです。 壊れても大丈夫という時計でしたら、一度ご自身でやってみても良いと思いますが、 大切な時計ではやめといた方が無難です。
それでは、簡単に手順紹介です。

1.裏蓋を外します。

蓋を開ける

裏蓋には、こじ開け式、スクリュー式、ねじ止め式、などいろいろあります。 形状によって開け方は異なりますので、お気をつけ下さい。

2.リューズを外します(忘れやすいです)

リューズを外す

リューズはとても細くて折れやすいため、扱いに注意が必要です。 丁寧に外してください。リューズを外さずにムーブメントを外すとリューズが折れてしまいます。

3.ムーブメントや文字盤を外します

ムーブメントや文字盤を固定しているネジは無くさないように気をつけて下さい。文字盤も秒針などの針がかなり細いので折れないように。このあたりは、息を止めて慎重に作業するところです。

4.ガラスを取り外します
ガラスは、内側から指で押すと取ることができます。もし、取れない場合は専用の工具が必要となります。ここで「工具がない」となると大変ですので、先に購入しておいた方が良いと思います。

5.ガラスの交換する
用意したガラスをはめ込めます。工具で開けたタイプのものは、ここでも工具を使用してしっかりと圧着させて下さい。

6.時計を組立てる
4,3,2,1の順番で時計を組み立てていきます。
工程だけ見ると簡単なのですが、この工程も一般的な時計のものです。例えば、ガラスから外す構造の時計もありますので、その場合は工程も変わってきます。

ガラス交換する際の工程の注意点

注意点1 工具が必要

裏蓋を開ける時やガラスを外す時には専用の工具が必要になることも。
裏蓋は、こじ開け式であれば、こじ開け工具。スクリュー式であれば、スクリュー用工具がそれぞれ必要です。ガラスを取り付けの際には、圧力をかける工具が必要になる場合もあります。

注意点2 ガラスの破片の除去が必要
ガラスが割れてしまっている場合、細かいガラスの破片が飛んでしまっている可能性があります。もし、破片がムーブメント内に入ったままだと、歯車に挟まって壊れてしまうかもしれません。また、文字盤のところに残っていれば秒針などの針に引っかかってしまい、ガラスを交換して組み立てたのに、また外し、掃除して取り付けなければならないかもしれません。

注意点3 ホコリやゴミが入る

分解交換中に、時計内部にホコリやゴミが入ってしまうリスクは最小限に抑えなければなりません。もし、文字盤にホコリやゴミが入ってしまったら、腕時計を見るたびにそのゴミが気になってしまいます。

注意点4 部品を無くす、破損する
固定用のネジや秒針など、かなり細かい部品があるので、無くしてしまうと見つけるのは至難の業です。また、リューズなど細い部品は破損してしまう可能性があります。

注意点5 防水機能があるのか不明
最近の時計は基本的に防水機能がついています。裏蓋の間にあるパッキンとガラス面についているパッキンを閉める際にズレてしまったり、少しでもゴミが挟まってしまったりすれば、水が入ってしまいます。お店では、防水検査が出来るところもあり安心ですが、ご自宅で防水検査が出来ない場合は、とても心配です。

注意点6 保証がなくなる
自分で分解修理した場合は、メーカーの保証がなくなることがほとんどです。失敗して壊れてしまっても、メーカーの保証はありませんので、結果的にお店にガラス交換を頼むよりも費用と時間がかかってしまうでしょう。
これら自分で交換する時の6つの注意点は、 実は、お店を選ぶ時の注意点にもなります。
というのも、「ガラスの破片の除去」、「ホコリやゴミが入る」、「部品を無くす、破損する」は、お店のスキルや丁寧さに左右されます。
自分でガラス交換をするのは大変そうだと思ったのであれば、ガラス交換してくれる時計店を探されると思います。

是非、いろいろな時計店の「お客様の声」を見てほしいのですが

  • 「ガラスは新しいけど、破片が文字盤に残っている」
  • 「秒針がなくなっている」
  • 「ホコリが入っている」
  • 「ガラス面に指紋がついている」

と書かれていることがあります。
せっかくお金を払って新しくなっても、このような状態になってしまうと、とても残念です。 時計修理店は慎重に選ばれることをオススメします。

1920年創業の石國商店は、年間時計修理本数約7,900件の実績があります。有名百貨店にもお店を出していますので、一度是非ご相談いただければと思います。

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